慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術

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慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術「内視鏡下鼻内副鼻腔手術」

投薬治療やネブライザー療法などで慢性副鼻腔炎(蓄膿症)が治らない場合や、鼻ポリープが生じているケースでは、内視鏡による手術「内視鏡下鼻内副鼻腔手術」を行います。
閉鎖してしまった鼻内の腫れた粘膜・ポリープを取り除き、鼻が本来持つ自浄作用を回復させる手術です。
かつて行われていた手術と比べると、切開範囲を最小限に抑えられるため、出血、術後の痛み、顔の腫れも少なくて済みます。
当院では、局所麻酔による日帰り手術として、内視鏡下鼻内副鼻腔手術を受けていただけます。

内視鏡下鼻内副鼻腔炎手術(ESS)

症状の程度によっては、短期入院になるケースも

わたなべ耳鼻咽喉科では、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)に対する内視鏡下鼻内副鼻腔手術を、局所麻酔の上、日帰り手術として受けていただける体制を整えております。
ただし、症状の程度、患者様の体調によっては、短期入院が必要になることもあります。

内視鏡下で行うメリット

内視鏡で行う鼻内副鼻腔手術では、医師がモニターの映像を見ながら内視鏡を操作します。

正確で安全な手術が可能

小型カメラで拡大された映像を見ながら手術を行いますので、高い正確性と安全性が維持されます。以前まで一般的だった術式(鼻根本術)で行われていた唇の裏の切開や上顎の骨を削るなどの処置も必要ありません。

切除する範囲は最小限

モニターから正確な映像と情報が得られるため、念のため、と大きく切除する必要がありません。必要な箇所を、必要なだけ切除し、患者様のご負担を軽減します。出血や痛みも抑えられます。

短い手術時間

内視鏡を使ったピンポイントの術式であるため、片側で約20分、両側で約40分程度と、短時間で手術を終えられます。

内視鏡下鼻内副鼻腔手術の流れ

Step1問診・検査

患者様がお悩みになっている慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状やご希望をお伺いした上で、内視鏡検査、CT検査、血液検査などを行い、内視鏡下鼻内副鼻腔手術が適切かどうかを確認いたします。

Step2局所麻酔

効果をより確実なものとするため、時間をかけて局所麻酔をかけていきます。

Step3内視鏡下での鼻内副鼻腔手術

内視鏡下鼻内副鼻腔手術では、閉鎖してしまった鼻内の腫れた粘膜・ポリープを取り除き、鼻が本来持つ自浄作用を回復させます。

Step4手術後の経過観察

手術の翌日か翌々日に、鼻内タンポンを取り除くためにご来院いただきます。その後も鼻の清掃、経過の観察のため、2~3か月は定期的に通院が必要となります。

術後、日常生活で気を付けることは?

  • 手術を受けた当日は、出血しやすい状態が続いています。ご帰宅後は、リラックスした状態で横になり、極力安静にしてください。手術後2~3日で、軽い運動ができる状態になります。
  • 手術当日は入浴できません。医師の判断により、翌日か翌々日から可能になります。
  • 手術の翌日か翌々日に、ガーゼを取り除きます。その後1週間程度は、腫れと滲出液によって鼻づまりが強くなります。手術後2~3週間をかけて徐々に鼻の通りが良くなります。粘膜の状態が完全に回復するまでは、2か月ほどを要します。
  • 手術後2か月ほどは、鼻血が起こる可能性が高くなります。鼻血が止まらないときには、当院にご連絡ください。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術費用

治療内容 料金
内視鏡下鼻内副鼻腔手術(片側) 10,800円〜96,240円

※上記は、手術料のみを掲載しております。初診料、麻酔・薬剤などの費用は含まれておりません。

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